梅津有希子式、美味しいだしの作り方。出汁は自宅で手軽に簡単に取れるよ。
『だし生活、はじめました。』という本を出し、”だし愛好家”として活動している梅津有希子さんが出演したNHK Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」の「しあわせ おいしい!“だし”ライフ」特集を見て思ったことを記録していきます。
目次
梅津有希子式 ○○だしの作り方
それでは、梅津有希子さんによる簡単なだしの取り方をご紹介します!
自宅で手軽に作ることができるので、香り豊かでうまみたっぷりのだしを楽しめます。
ここでは4種類の出汁の取り方をまとめています。
1. 昆布だし
2. 煮干しだし
3. しいたけだし
4. ドリップかつおだし
梅津有希子式 昆布だしの作り方
昆布だしは、水と昆布を使って作ることができます。
以下が作り方の手順です。
材料:
– 水:1L
– 昆布:20g
作り方:
1. 麦茶用のポットなどに水と昆布を入れます。昆布の量は必ず量ってください。10gでは薄く、30gでは濃いだしになります。
2. 入れた昆布を冷蔵庫に入れ、二晩かけてだしを取ります。
梅津有希子式 煮干しだしの作り方
煮干しだしは、水と煮干しを使って作ることができます。
以下が作り方の手順です。
材料:
– 水:1L
– 煮干し:30g
作り方:
1. ふたのある容器に水と煮干しを入れます。頭とはらわたは取りません。
2. 入れた煮干しを冷蔵庫で一晩置きます。
※料理の直前に5分間煮ると水出しより濃いだしが取れます。
梅津有希子式 しいたけだしの作り方
しいたけだしは、干ししいたけと水を使って作ることができます。
以下が作り方の手順です。
材料:
– 水:適宜
– 干ししいたけ:3枚
- 作り方:
- ジャムの空き瓶に干ししいたけを入れて、水をヒタヒタに注ぎます。
- 入れたしいたけを冷蔵庫で一晩置きます。
※だしを取った後のしいたけも美味しく頂きます。
梅津有希子式 ドリップかつおだしの作り方
ドリップかつおだしは、小分けパックのかつお節とお湯を使って手軽に作ることができます。
以下が作り方の手順です。
材料:
– 小分けパックのかつお節:4.5g(1袋)
– お湯:150ml
作り方:
1. コーヒードリッパーにフィルターをセットし、かつお節を全て入れます。
2. お湯を注ぎ、ふたをして2分蒸らせば、ドリップかつおだしの完成です!
かつお節は小分けパックを使用することで、毎回新鮮な香りを楽しむことができます。
空気に触れると酸化し、味や香りが損なわれるため、使い切ることがポイントです。
梅津さんは、かつおだしと昆布だしを合わせて、毎朝1人分の味噌汁を作っているそうです。
具材としては豆腐となめこを使用して、結果的に味噌の量が自然と1/3に減っているとのことです。
梅津有希子式 ○○だしの作り方まとめ
『あしたも晴れ!人生レシピ』では、梅津有希子さんによるだしの取り方を紹介しました。
自宅で手軽に作れる昆布だし、煮干しだし、しいたけだし、そしてドリップかつおだしのレシピをご紹介しました。
これらのだしを活用すれば、香り豊かでうまみたっぷりの料理を楽しむことができます。ぜひ参考にして、美味しいだしを作ってみてください。
梅津有希子さんの公式ブログには、牛乳の代わりにダシを使い、砂糖の代わりにみりんを使って作る「だし巻き卵風フレンチトースト」の話も載っています。
こちらもぜひご覧ください。
Eテレ「あしたも晴れ!人生レシピ」だし特集裏話 « 梅津有希子公式サイト
だしの効果と利点
だしを取ることにはさまざまな効果や利点があります。
だしの効果と利点1 香りと風味の向上
だしは料理に深みと豊かな香りを与えます。
昆布や煮干しのだしは、独特の旨味や風味をもたらし、料理全体の味わいを引き立てます。
さらに、しいたけやかつお節などのだしも、個別の特徴的な香りを加えることができます。
だしの効果と利点2 栄養価の向上
だしには、昆布や煮干しのような海藻や魚介類から抽出される栄養素が含まれています。
これらの成分には、ミネラルやビタミン、アミノ酸が含まれており、食事の栄養バランスを豊かにする助けとなります。
だしの効果と利点3 消化の促進
だしは消化を助ける働きもあります。
特に昆布に含まれる食物繊維は、腸内環境を整える役割を果たし、スムーズな消化をサポートします。
だしの効果と利点4 低カロリーでヘルシー
だしは低カロリーでありながら、食材の旨味を引き出すため、脂や塩分の摂取を抑えながら美味しい料理を楽しむことができます。
そのため、ダイエットやヘルシー志向の人にも適しています。
だしのバリエーションと活用方法
昆布だしや煮干しだし以外にも、さまざまなだしのバリエーションがあります。以下にいくつかの例を挙げます。
これらのだしのバリエーションを活用することで、様々な料理にアレンジや深みを加えることができます。
また、だしは単体で飲むこともできるため、体調がすぐれないときや温まりたいときにもおすすめです。
鰹節だし
鰹節は日本料理でよく使われるだしの材料です。
香り高い風味と豊かな旨味をもたらし、特にお吸い物やうどん、そばの出汁に適しています。
しょうがだし
しょうがを使っただしは、胃腸の調子を整える効果があります。
しょうがの辛味や香りが料理にアクセントを加え、風邪予防や体温調節にも役立ちます。
キノコだし
しいたけやしめじなどのキノコを使用しただしは、濃厚な旨味と深いコクをもたらします。
スープや炊き込みご飯、煮物など、様々な料理に活用することができます。
魚介類を組み合わせただし
鰹節や煮干しをベースに、干し貝柱や干しエビなどの魚介類を組み合わせることで、より豊かな味わいのだしを作ることができます。
海鮮料理や炒め物などにおすすめです。
野菜だし
野菜の旨味を引き出しただしは、ベジタリアンやヴィーガンの方にも適しています。
玉ねぎやにんじん、セロリなどの野菜を煮込むことで、風味豊かなベースだしを作ることができます。
トマトもリノレン酸が豊富でだしが出ます。
調理のコツと注意点
だしを作る際には、以下の調理のコツや注意点に留意することが重要です。
これらの調理のコツや注意点に留意することで、より美味しいだしを作り出し、料理のクオリティを高めることができます。
材料の選び方
だしの味わいや風味に影響を与えるため、新鮮な材料を選ぶことが大切です。昆布や煮干しは、良質なものを選んで使用しましょう。
だしの時間調整: だしの風味や濃さは、浸ける時間や火加減で調整することができます。個々の材料に合わせて、適切な時間を守りましょう。
保存方法
だしは風味が劣化しやすいため、作っただしはなるべく早めに使い切るようにしましょう。また、冷蔵庫で保存する場合は、密封容器に入れて保存し、なるべく早く使い切るよう心掛けましょう。
塩分の調整
だしには元々塩分が含まれているため、料理によっては追加の塩加減に留意する必要があります。特に煮物やスープなど、だしをベースに調味料を加える料理では、塩分のバランスを調整することが重要です。少量ずつ味を確かめながら、適切な塩加減を見極めましょう。
鮮度の確保
だしの鮮度はその風味や味わいに大きく影響します。作っただしはなるべく早く使い切り、新鮮な状態で料理に活用しましょう。また、保存する際には密封容器を使用し、風味の劣化を最小限に抑えるようにします。
梅津有希子さんのダシ活用術まとめ
梅津有希子さんのダシ活用術を学んでこのようなことを感じました。
味噌汁に手製のだしを取り入れよう
梅津さんは昆布だしとかつおだしを合わせて、毎朝1人分の味噌汁を作っているとのことです。
だしを使った味噌汁は、だしの旨味が豊かで、味噌の量が自然と減ったとのことです。
高血圧予防のために減塩をしなければいけないので、ぜひ生活に取り入れようと思います。
料理の幅が広がる
梅津さんはだしを使った料理の幅を広げることをおすすめしています。
例えば、炊き込みご飯や煮物、和風スープなど、様々な料理にだしの風味を加えることで、料理のバリエーションを楽しむことができると感じました。
新鮮なだしの香りが美味しそう
かつお節を使用する際には、小分けパックを使い切ることをおすすめしています。
かつお節は空気に触れると酸化し、風味や香りが損なわれてしまいます。
小分けパックを使い切ることで、毎回新鮮な香りを楽しむ事が出来そうです。
自家製だしは意外と簡単
梅津さんは自家製のだしを作ることをおすすめしています。
選んだ材料を放置するだけでだしを作ることができて、手作りらしい、より風味豊かで質の高いだしを楽しむことができます。
また、余った野菜や魚の身などを利用してだしを作ることも、無駄を減らす上で良い方法です。
旅行での楽しみが増える
梅津さんは旅行の際に地元のだしを購入し、お土産として持ち帰ることを楽しんでいます。
地域ごとに異なる風味や特徴があるため、新しい味わいを楽しむことができます。
このような趣味があれば、旅行の楽しみがひとつ増えそうです。