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Nano Banana商業利用の方法!WorkspaceとVertexの料金を徹底比較

Nano Bananaを商業利用する方法を解説。無料版は商用不可?WorkspaceとVertex AIの料金や契約方法をわかりやすく比較します。

「Nano Bananaを商業利用したいけど、どうやるの?」「料金はいくらかかるの?」そんな疑問を持つ方は少なくありません。
結論から言うと、無料版でも商業利用は可能ですが、Google公式は有料プランの利用を推奨しています。

Google Workspace with Geminiは月額950円〜、Vertex AIは1枚約3円~です。
この記事では、無料版の注意点や公式の発表、有料プランの内容を整理して解説します。

Google公式の見解と最新規約

2025年9月12日、Google公式noteにて商用利用の条件が明確化されました。公式の発表によると、

▶︎Google Workspace with Gemini(企業向け)
▶︎Google AI Pro / Google AI Ultra プラン(個人向け)
※ 広告利用含む商業利用でNano bananaを利用する場合は、Google Workspace with Gemini もしくは Vertex AI をご利用ください。

と明記されています(Google公式note)。

無料版でも利用できるが推奨されない理由

無料版(Google AI StudioやGeminiアプリ)での商用利用を禁止とはしていません。実際にYouTubeのサムネイルや個人ブログのアイキャッチに利用するケースもあります。

ただし、無料版は「プレビュー版」としての提供であり、以下のリスクがあります。

そのため、ビジネス利用では有料プランを選ぶ方が安心です。

透かし(ウォーターマーク)の扱いについて

Nano Bananaで生成された画像には、無料版・試験版でロゴ透かし(ウォーターマーク)が付与される場合があります。これはユーザーに「AI生成物である」と視覚的に示すためのものです。
ただし実際の検出や出所確認はSynthID(電子透かし)によって行われるため、ロゴをトリミングしても「AI生成物である」ことは外部から確認する事ができます。
ロゴ透かしは主にユーザー向け表示であり、商用可否には直接関係ありません。

なお、現状ではGoogle側がロゴマーク削除自体に直接ペナルティを科すといった記載はありません。ただし生成された画像の利用に関する責任はすべて利用者が負うことになります。Geminiで生成されたものであっても、ロゴ透かしの有無にかかわらず、利用の適法性や表示方法の妥当性については利用者自身が注意する必要があります。

生成 AI の使用禁止に関するポリシーには以下の一文があります。

人々を欺くことを目的に、人間によってのみ作成されたコンテンツであると主張し、生成されたコンテンツの出所を偽る。

ロゴを切り取る目的が詐欺的・虚偽表示的に利用するため、ということは禁止です。

SynthID電子透かし(デジタルウォーターマーク)の扱いについて

Googleの生成AIモデルには、目に見えない電子透かし(デジタルウォーターマーク)が埋め込まれる場合があります。これは画像やテキストがAIによって生成されたことを後から検出するための技術(SynthID)です。

通常の利用では目視できませんが、専用の検出ツールで確認することが可能です。電子透かしはコンテンツの信頼性や出所を示す役割を持ち、悪用防止や透明性確保のために導入されています。
商業利用においては、電子透かしがあることでコンテンツがAI生成物であることを証明できる一方、利用者は規約に従い、透かしを意図的に削除・改変しないことが求められます。

なお、電子透かしの有無と商業利用の可否は関係ありません。電子透かしは利用制限ではなく、あくまで検出やトレーサビリティのための仕組みです。利用者は透かしを残したまま安心して商用利用が可能です。

商業利用する方法① Google Workspace with Gemini

Google Workspaceとは?

Google Workspaceは、Gmail・ドキュメント・スプレッドシートなどが統合されたビジネス向けサービスです。2025年以降、Gemini(AI機能)が全プランに標準搭載されており、追加料金は不要です。
法人企業だけでなく、個人事業主でも独自ドメインを取得すれば契約が可能です。@gmail.comのアドレスではなく、屋号や独自ドメインのメールアドレスを使って契約する形になります。

各プランの料金(月額950円〜)

代表的な料金は以下の通りです(1ユーザー/月額・年間契約ベース)。

純粋な個人利用(趣味目的)は想定されていませんが、個人事業主やフリーランスでも独自ドメインを使えば契約可能です。

▶ Google Workspace公式料金表はこちら
▶ Google Workspaceページ

契約手順と利用開始の流れ

Google Workspace公式サイトから法人アカウントを作成し、クレジットカードなどで決済すればすぐに利用開始できます。契約後はGoogleドキュメントやGmailにGemini機能が統合され、商業利用も安心して行えます。

商業利用する方法② Vertex AI

Vertex AIとは?

Vertex AIはGoogle Cloud上で提供される生成AIプラットフォームです。Nano Banana(Geminiモデル)をAPI経由で利用でき、アプリやサービスへの組み込みに適しています。単なるツール利用ではなく、システム開発やサービス提供を視野に入れている場合に選ばれるケースが多いです。

料金体系(テキスト/画像生成)

Vertex AIは従量課金制で、利用量に応じて課金されます。料金はモデルや画像サイズによって異なります。目安は以下の通りです(1ドル=約150円換算)。

具体的な料金例(1ドル=150円換算)

モデル 画像サイズ 目安料金/枚
Imagen4 Fast 1024×1024 約3円
Imagen3/Imagen4 1024×1024 約6円
Imagen4 Ultra(高精度) 1024×1024 約9円
Nano Banana(Gemini) 512×512〜1024×1024 約3〜6円

例えば、広告用バナー画像(1024x1024px)を生成する場合、1枚あたり3〜6円程度が目安です。大量に生成する際は「枚数×単価」で計算します。料金は画像の内容によって変わるのではなく、主に「モデル」と「解像度」で決まる点が特徴です。

無料枠やトライアルが用意されていることもありますが、基本的には月額定額制はなく、従量課金のみです。大規模利用を想定する場合は、Google Cloudコンソールで「予算アラート」や「請求上限」を設定しておくと安心です。

▶ Vertex AI公式料金ページ
▶ Vertex AI公式ページ

API利用の流れ

Vertex AIを利用するには、Google Cloudアカウントを作成し、Vertex AIを有効化してAPIキーを発行する必要があります。課金情報(クレジットカードなど)の登録が必須です。

また、生成物の商用利用にはGoogleの利用規約を遵守することが求められます。特に生成画像の著作権や商標の扱いについては注意が必要です。

WorkspaceとVertexなら、どちらを選ぶべき?利用シーン別のおすすめ

日常的な小規模利用・広告記事制作ならWorkspace

社内での文書作成やブログ記事のアイキャッチ、SNS広告用の画像などを継続的に少量ずつ使いたい場合はWorkspaceがおすすめです。月額固定制なのでコストが読みやすく、法人契約により「商用利用しても安心」というメリットがあります。サポート体制も整っており、非エンジニアでも導入しやすいのが特徴です。

単発利用や試験的な利用ならVertex AI

「まずは少しだけ試したい」「アプリに組み込んで動作確認したい」といった単発的・技術検証の利用ならVertex AIが向いています。従量課金なので、使わなければ料金はほぼゼロです。ただしエンジニア向けのサービスであり、継続的な生成や大量利用になるとWorkspaceより高額になる可能性があります。

大規模サービス提供ならVertex AI

自社アプリやサービスにNano Bananaを本格導入する場合、Vertex AIが必須です。APIを使って自動化・拡張できるため、スケーラビリティの面で有利です。ただし利用量に比例して費用が増えるため、コスト管理は必須です。サポートは開発者向けのドキュメントが中心なので、導入には技術知識が求められます。

Nano Bananaを商業利用する方法まとめ

この記事ではNano Bananaの商業利用方法を解説しました。ポイントを整理します。

安心して事業用途で商業利用するためには、有料プランを契約すべきで、最新の利用規約を確認することが重要です。

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