スマホやモバイルバッテリーの容量はどれくらいが目安?|災害・旅行・ゲームなど用途別に最適なmAhを徹底比較
「モバイルバッテリー、どれくらいの容量を選べばいいの?」
……って、これめっちゃ悩みません?
数字で言われてもピンと来ないし、5000mAh?10000mAh?それって何回使えるの?って感じ。しかも、通勤に使うのか、旅行用か、災害対策かでも全然話が変わってくるし。
というわけでこの記事では、スマホ1台をどれくらい充電できるのか?を中心に、シーン別での「最適な容量の目安」をわかりやすく解説します!
スマホでゲームする人、SNS中毒な人、家族全員分まとめて充電したい人──それぞれに“ちょうどいい”容量は、この記事を読めば丸わかりです!
↓2025年現在、最新おすすめモバイルバッテリーの紹介はこちら。燃えないバッテリーを5種類比較しました。
→Androidスマホのおすすめ日本製・日本メーカーモバイルバッテリー5選!発火しにくい安心・安全なモデルを厳選
目次
スマホやモバイルバッテリーの容量はどれくらいが目安?
スマホ1台をフル充電するには何mAh必要?
スマホ1回フル充電するのに必要なモバイルバッテリー容量、知ってますか?
「バッテリー容量=そのまま使える!」って思いがちだけど、実は充電時に30〜40%のエネルギーロスが発生するんです。ケーブルや変換でムダが出る、これ現実。
スマホのバッテリーはだいたい3,000〜5,000mAh。だから、必要なモバイルバッテリー容量はズバリ、
スマホのバッテリー容量 × 1.5倍
たとえば、3,000mAhのスマホなら、4,500mAhあれば1回フル充電OK!って感じ。
「1万mAhのバッテリー買えば余裕で2回分使える!」と思ったあなた、惜しい!ロス込みで考えると実際は1.3〜1.5回分が現実的なんです。
iPhoneとAndroidではバッテリー容量に違いがある?
iPhoneとAndroid、どっちが電池デカいの?って疑問、ありますよね。
結論から言うと、Androidの方が大容量モデルが多いです。ディスプレイが大きかったり高性能だったりで、そのぶん電力も食う=バッテリーもデカくなる。
以下に主要機種のバッテリー容量をまとめてみました👇
| 機種名 | バッテリー容量(参考値) |
|---|---|
| iPhone 14 | 約3,279mAh |
| iPhone 14 Pro Max | 約4,323mAh |
| Galaxy S23 | 約3,900mAh |
| Xperia 1 V | 約5,000mAh |
Androidはバッテリー5,000mAh超えもザラ。だから、Androidユーザーは最低でも10,000mAh以上のモバイルバッテリーを選ぶのが安心です!
mAhとは?スマホやバッテリー選びでよく出る単位を解説
「mAh(ミリアンペアアワー)」ってよく見るけど、意味わかってますか?
これは“バッテリーがどれだけ電気をためられるか”の単位。ざっくり言うと、「このバッテリーはどれくらい長持ちするか」を表してます。
たとえば、5,000mAhのモバイルバッテリーは、理論上「1,000mAの電流を5時間」とか「500mAで10時間」とか供給できるイメージ。
ただし!実際はエネルギーロスがあるから、表示容量の60〜70%くらいしか使えないのがリアル。
つまり、「10,000mAh=iPhone3回フル充電!」って思ってたら、せいぜい2回ちょっとってこともあるので注意!
容量の基本はバッチリ理解できたはず!
ここからは、「あなたの使い方にピッタリな容量」をもっと具体的に見ていきましょう!
通勤・旅行・災害用……シーン別でベストな選び方、おすすめバッテリーも紹介していきます!
使い方別|スマホとモバイルバッテリー容量のおすすめ目安
通勤・通学で日常使いする場合に必要な容量は?
通勤・通学中にスマホ使うくらいなら、5,000mAhでじゅうぶん!
LINEしたりSNS見たり、音楽聴くくらいの“ゆるめな使い方”なら、1回フル充電できるかどうかがポイント。だから、軽くてコンパクトなモデルが最強です。
カバンにポン、ポケットにもスッと入るようなやつ。軽さ重視で選びましょ!
- Anker PowerCore 5000(約3,000円台)
- 容量:5,000mAh
- 超小型スティック型、重さわずか130g
- バッグやポケットに入れてもジャマにならない
- iPhoneなら1回分フル充電OK
- HAMAKEN WORKS SSPB 5,000mAh 準固体モデル(約6,000〜7,000円台)
- 発火や液漏れの心配がない準固体電池を採用
- 充放電回数は驚きの約2,000回!
- 毎日使ってもヘタれにくい=長寿命
- 防災意識高めな人にもマジでおすすめ
旅行・出張・キャンプなど長時間使用する場合の容量目安
がっつり外でスマホ使うなら、10,000〜20,000mAhクラスが安心!
スマホを2〜4回フル充電できるレベルなら、旅行・出張・アウトドアでもバッテリー切れの心配ナシ。「モバブ切れで写真撮れなかった…」なんて事態も回避できる。
- Anker PowerCore Essential 20000(約4,000円台)
- 容量:20,000mAh
- USB-A×2で2台同時充電OK
- フラット設計でカバンにもスッと入る
- 「外出多い派」にうってつけの大容量モデル
- HAMAKEN WORKS SSPB100(10,000mAh|約6,000〜7,000円台)
- 容量:10,000mAh
- 世界初の準固体電解質バッテリー(SSPB)採用!
- 液体成分はたった3%。発火・液漏れ・爆発リスクを激減
- エネルギー密度も高くて、めちゃくちゃ頼れる
- 約2,000回の充放電サイクルで、長く使える(なんと従来比4倍以上)
- −20℃〜+80℃まで動作OK!極寒でも猛暑でもイケる
- もちろん機内持ち込みOK。出張・災害備蓄にもピッタリ
- コンパクトなのにスマホ複数回充電できるタフさ。非常時もアウトドアも安心感が違う
災害時や家族で共有するための容量はどれくらい?
いざという時に備えるなら、20,000mAh以上はマスト!
家族全員のスマホ、ライト、PCまで…全部カバーするには大容量+安定供給がカギです。そんなときはポータブル電源も視野に入れておきたい。
おすすめはAnkerのSolixシリーズ。3つのモデルで、用途に応じて選べます👇
| モデル名 | 容量 | 出力 | 実売価格 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| Solix C300 | 約300Wh | 300W | 2万円台 | 軽量・短時間停電対策に |
| Solix C800 | 768Wh | 1,200W | 4万円台 | 防災・家族用の非常電源に最適 |
| Solix C1000 | 1,056Wh | 1,800W | 7万円台 | 車中泊・長期停電・複数人利用に対応 |
特にC800は、備蓄用としての信頼度バツグン。フル充電のまま24時間保管OKで、いざという時に「使えなかった…」なんてこともナシ!
ここまでで用途ごとの容量感、なんとなく掴めてきましたか?
次は「10000mAhのバッテリーで何回充電できるの?」っていう素朴な疑問を解決します!
10000mAhで何回分充電できる?容量選びでよくある疑問を解決
10,000mAhのモバイルバッテリーでスマホは何回充電できる?
「10,000mAhって何回分?」──これ、めっちゃ聞かれます。
でも注意!その「10,000mAh」はあくまで理論上のスペックなんです。
実際にスマホを充電できる回数は、こんな要素で変わってきます。
- スマホ本体のバッテリー容量(例:3,000〜5,000mAh)
- モバイルバッテリーの変換効率(だいたい60〜70%)
- 使ってるケーブルやポートの性能
スマホ機種別|10,000mAhモバイルバッテリーでの充電回数目安
スマホごとに「何回フル充電できるのか」って、地味に気になりますよね?
以下は変換効率65%(=使える容量 約6,500mAh)で計算した、各機種の目安です👇
| スマホ機種 | バッテリー容量(実測値) | フル充電できる回数(目安) |
|---|---|---|
| iPhone 12 | 約2,815mAh | 約2.3回 |
| iPhone 14 | 約3,279mAh | 約2.0回 |
| iPhone 16 | 約3,561mAh | 約1.8回 |
| Galaxy S23 | 約3,900mAh | 約1.6回 |
| Xperia 1 V | 約5,000mAh | 約1.3回 |
※変換効率65%を前提とした理論値。実際の使用状況により前後する可能性あり!
つまり、10,000mAhあればスマホ1〜2回フル充電できるってのがリアルな目安。
「1日1回充電できればOK」な人には、ちょうどいいバランスかも!
容量が大きいほどいい?選ぶときの注意点とは
「大きいほうが安心!」……それ、半分正解で半分ちがう。
確かに容量が多ければ何回も充電できて安心。でも!そのぶん重い・デカい・高い。全部トレードオフなんです。
目的に合わせた“ちょうどいい容量”を選ぶのが大事!目安はこんな感じ👇
- 日常使い:軽くて持ち運びやすい5,000〜10,000mAh
- 旅行・長時間外出:安心感重視なら15,000〜20,000mAh
- 災害・家族で使う:超大容量の20,000mAh〜 or ポータブル電源
あと、飛行機で持ち運ぶなら100Wh(約27,000mAh)以下じゃないとダメ。ここも注意です。
機種変更したら必要な容量も変わる?
スマホ変えたら、バッテリーの「必要量」も変わるって知ってました?
最近のスマホはディスプレイも性能も進化してるぶん、バッテリー容量も増えてるんです。
たとえば……
- iPhone 8:約1,821mAh
- iPhone 14 Pro Max:約4,323mAh
2倍以上の差!そりゃ昔のバッテリーじゃ足りなく感じるわけです。
「前は5,000mAhで足りてたのに…」と感じたら、モバイルバッテリーの見直しどきですよ!
というわけで、スマホ・使い方・シーンによって最適な容量はガラッと変わるんです。
次は、「どう選べばいいか?」をチェックリスト形式でまとめます!
目的別|モバイルバッテリーの選び方とチェックポイント
どのポイントを重視する?タイプ別に優先すべき基準とは
「どれを買えばいいか迷う…」ってときは、まず使い方を明確にしよう!
通勤用?旅行用?それとも防災目的?──使うシーンによって重視すべきポイントはガラッと変わります。
以下にタイプ別の目安をザクッとまとめてみたので、自分に合う基準をチェック👇
| 利用目的 | 優先すべきポイント | 容量の目安 |
|---|---|---|
| 通勤・通学用 | 軽さ・携帯性 | 5,000〜10,000mAh |
| 出張・旅行用 | 容量・ポート数・耐久性 | 10,000〜20,000mAh |
| ゲーム・動画視聴 | 高出力・高速充電対応 | 15,000mAh以上 |
| 災害・防災用 | 安全性・長寿命・大容量 | 20,000mAh以上 or ポータブル電源 |
無駄なく・賢く選ぶなら、「自分に何が必要か」を見極めるのが超重要です!
確認すべきスペック|見落としがちな4つのポイント
容量や価格だけ見て買うと、あとで「うわ…これ足りない」ってなるかも。
以下の4ポイント、地味だけど実はめちゃ大事なので要チェック!
- ✅ 1. 出力ポートの種類と数
→ USB-Aだけ?USB-Cもある?複数台同時充電できるかも確認しよう。
今どきのスマホはUSB-Cが主流なので、Type-Cポートはマスト! - ✅ 2. 急速充電対応かどうか
→ PD(Power Delivery)やQuick Charge対応モデルは、超速充電が可能!
外出先での「待ち時間ストレス」が激減します⚡ - ✅ 3. PSEマークの有無(安全性)
→ 日本国内で販売されているバッテリーにはPSEマークが義務。
安全性の証なので、必ず確認! - ✅ 4. 機内持ち込みの可否
→ 旅行用ならここも超重要。100Wh未満(=約27,000mAh以下)ならOK✈️
計算式は「mAh × V ÷ 1,000 = Wh」でチェック!
ここまで読んだなら、もう「どれ買えばいいか」分かりましたよね。
次はよくある疑問をまとめてスッキリ解決していきましょう!
モヤモヤ解消!みんながつまずく「容量のギモン」まとめて答えます
Q1:表記の「10,000mAh」と実際に使える容量は違うの?
はい、全然違います。
10,000mAhって書いてあっても、それ丸ごとスマホに使えるわけじゃないんです。
変換ロスやケーブル損失があるから、実際に使えるのは60〜70%くらい。
つまり10,000mAhって書いてあっても、実際は6,000〜7,000mAh程度と考えるのがリアル。
Q2:なんでmAhじゃなくてWh(ワット時)で表記されてる製品があるの?
これはズバリ、電池のエネルギーを正確に示すため。
mAhはあくまで「電流の量×時間」なので、電圧が変わると正確な容量がわかりにくいんですよね。
Wh(ワット時)=電圧 × 電流 × 時間なので、大容量モデルやポータブル電源ではWh表記が基本。
それに、飛行機の持ち込み制限(100Wh未満)を確認するのにも便利な単位なんです。
Q3:USB-CとUSB-A、どっちで充電するのがいい?
USB-C一択です。できるだけCポートを使いましょう。
- 急速充電(PD)に対応しやすい
- 出力が大きくてスマホだけじゃなくPCにも使える
- 最新スマホはほとんどUSB-Cを採用
USB-Aも汎用性はあるけど、これからの時代はUSB-Cが主流です。
今買うならUSB-Cポート搭載のモバイルバッテリーが安心!
用途別に合ったモバイルバッテリーの容量を判断する方法まとめ
使い方別にすぐ判断できる容量早見表
「で、結局どれ買えばいいの?」
用途別に“ちょうどいい容量”をまとめました。
| 利用シーン | おすすめ容量 | 重視すべきポイント |
|---|---|---|
| 通勤・通学 | 5,000〜10,000mAh | 軽さ・サイズ |
| 旅行・出張 | 10,000〜20,000mAh | 容量・同時充電 |
| ゲーム・動画視聴 | 15,000mAh以上 | 急速充電・出力 |
| 災害・防災 | 20,000mAh以上 or ポータブル電源 | 安全性・長寿命 |
購入前にチェックしたい選び方の確認リスト
容量だけ見て買うと、あとで後悔するかも!?
最後に、買う前にチェックしておきたい“4つのポイント”をおさらいしておきましょう。
- ✅ 容量:使い方に合ったサイズか?
- ✅ 出力:USB-CやPD対応で高速充電できる?
- ✅ 安全性:PSEマークや準固体電池など信頼できる?
- ✅ 持ち運びやすさ:サイズ・重さ・機内持ち込みOK?
モバイルバッテリー選びの参考にしてください!






