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100均で分配器・分波器は売ってる?
ダイソー・セリア・キャンドゥ……テレビ用の分配器・分波器は“ほぼ皆無”だった件
「とりあえず100均行けばなんとかなるっしょ!」 そう思って足を運んだあなた、気持ちは超わかる。
でも残念ながら、テレビ用の分配器・分波器は、ほとんどの100均に置いてません!
ザッと調べたところ、ダイソー・セリア・キャンドゥのどの店舗でも、テレビのアンテナ周辺グッズはあっても、分配器や分波器までは扱ってないのが現実。
置いてあるのは、イヤホンの分岐アダプターとか、スマホ用ケーブルとか、「それじゃない感」MAXなアイテムばかり。
つまり、「100均でテレビの分配器、買えるっしょ?」というのはぶっちゃけ“甘い期待”だったというワケです。
昔はあった?→「ワッツ」で見かけたレア情報も
口コミをたどっていくと、「ワッツ系列で300円の分配器を買った」
なんて声もポツポツありました。 でもこれは、あくまでレアケース。
→100円ショップの分配器がすごい!?|EMC村の民
しかも現在では流通ほぼゼロ。幻レベル。
最近は100均アイテムの高機能化も進んでるけど、もう分配器・分波器カテゴリは絶滅か?
「たまたま見つけたらラッキー」くらいに思っておくのが正解です。
100均では皆無 → ネット通販で“安くて高性能”を狙え!
ということで結論!テレビ用の分配器・分波器は、100均ではほぼ買えません。
でもね、落ち込む必要はナシ。ネット通販を見てみると……
1,000円前後で4K/8K対応のしっかりした分配器がゴロゴロあるんです!
実績ある会社が製造してレビュー評価も高い商品が多くて、初めての人でも安心して選べるのがポイント。
価格も手頃だし、すぐ届くしで、ぶっちゃけ「最初からAmazonで探した方が早かった!」って。
分配器と分波器の違い、知ってる?パッと見じゃ分かりづらいからザクッと整理する!
分配器とは→同じ信号を「分けて複数の機器に届ける」やつ
分配器は1本のアンテナ信号をそのまま2つ以上の同軸ケーブルに分けるやつ。
「リビングと寝室、どっちでも地デジ見たい!」とか、「テレビとレコーダーを両方つなぎたい!」ってときに必要なのが分配器。
出力端子が複数あって、それぞれ別のテレビとかレコーダーにつなげられる。
例えるなら、1杯のアイスコーヒーにストローが2本あって、2人で分け合ってチューッと飲む、あの感じ。
ただし、信号を物理的に分けるぶん、電波は弱くなる。
テレビの映りがイマイチになる場合もあるから、必要に応じて分配器より上流でブースターもセットで使うと安心。
分波器とは→「混ざった信号を振り分ける」やつ
分波器は1本のアンテナ線に混ざってる「地デジ」と「BS/CS」の信号を分けるやつ。
最近のテレビ裏を見ると、入力端子が「地デジ」「BS/CS」で分かれてることが多い。
そのとき、壁から出てるアンテナ線が1本しかなければ、分波器が必須。
こいつで地デジ用とBS/CS用にちゃんと分けてやらないと、チューナーが正しく動かないかも。
例えるなら、1杯のアイスコーヒーにストローが2本あって、チューッと飲んだら、男性にはコーヒー女性にはミルクが分かれて出て来たって感じ。
ちなみに、最初から壁のアンテナ端子が2つに分かれてる家なら分波器は不要。
買う前に、まずは自宅の端子チェックを。
ガチで間違えやすいから注意!見分け方を教える
分配器と分波器、どっちも小型でケーブル挿すだけ。
だから売り場でもネットでも「気付かずに買って失敗した!」ってなる人めちゃ多い。
見た目で間違わないように、ざっくり説明すると
- 分配器:四角い箱型が主流で「出力1」「出力2」みたいに複数端子が並んでる。Amazonなら最大「出力8」まである。
- 分波器:ケーブル一体型が主流で、「地デジ」「BS/CS」ってラベルが明記されてる。出力は必ず2本だけ。
分配器はこういうもの↓
で、分波器はこういう形が多い↓
何気なく買っちゃうと間違う可能性大。ここは慎重になる時だ。
分波も分配もこれ1つ!「ダブル分波器」ってのもある
ちなみに「分波器」と「分配器」が合体したハイブリッドなツールがある。それは「ダブル分波器」。
こいつ、なかなかのコスパ・スペパ優等生で、分波機能と分配機能が備わっている優れもの。
- 分波機能:地デジとBS/CSの信号を分ける
- +分配機能:さらに、それぞれを2台の機器に分けて届ける
つまり、壁のアンテナ端子が1つしかない部屋でも、
「地デジ × 2本」「BS/CS × 2本」の出力を一気に確保できる。
たとえばテレビとレコーダー、両方をキレイに分けてつなぎたいとき、
配線もスッキリするし、パーツもこれ1つで済む。無駄がない。
正直、分波器と分配器を別々に買うよりコスパも良い。
こういうマルチ系ガジェットを使いこなしてると、配線周りもスッと洗練されて見えるんだよね。
間違えて買ったら? → 分配器はまだマシ、分波器は完全アウト
この手の機器で一番ありがちなミスが「名前似てるし、これでいっか」で買ってしまうパターン。
でもそれ、場合によっては映らない or 映りが不安定になるリスク大。
- ・分配器を買っちゃった場合(本当は分波器が必要だった)
→ 混ざった信号がそのまま2つに分かれるから、大体のテレビは映るけど、BS/CSのノイズや、特定チャンネルのアンテナレベル低下が発生しやすい。分配損失のせいで4K/8Kは特に厳しい。 - ・分波器を買っちゃった場合(本当は分配器が必要だった)
→ 出力が地デジ用とBS/CS用に分かれちゃうから、2台のテレビでそれぞれ片方しか映らなくなる。これは代用できない。完全に間違い。
マスプロの公式でも、「分配器→代用△、分波器→代用×」と明記されている。
→分配器と分波器、間違えて買ってしまった!どうしよう! | ビビッとマスプロ!みえすぎラボ
結局、名前も似ててややこしいし、見た目にも惑わされがちだけど、用途は完全に別。しっかり覚えとこう。
分配器と分波器、実際どんなときに必要になるのか?シーン別に整理する
分配器が必要なのは、「複数のテレビを使いたいとき」
分配器の出番は、1本のアンテナ線を使って、テレビを2台、3台と増やしたいとき。
例えば:
- リビングと寝室、両方でテレビを見たい
- 1台のテレビと、録画用レコーダーに同時につなぎたい
こういうときに、分配器で信号を均等に「分ける」ことで、それぞれの機器でちゃんと映るようになる。
ただしここ注意点。
分配すると信号が弱くなる(=分配損失)。
特に4K/8K放送とか、電波がギリな地域だと映りが不安定になることも。
そんなときはブースター(信号を強くするやつ)を取り付ける。
家にあるテレビの台数が多い人は、屋内配線で分配してるから電波が弱くなってる可能性がある。セット買いを検討しなくちゃいけないかも。
将来的に分配する予定で多めに出力がある機器を買った場合、余計な電波を拾わないために、空いた出力端子にダミー抵抗(終端子)で蓋をするのがベター。
それから、各テレビのアンテナ入力端子は「地デジ」「BS/CS」で端子が分かれてることがほとんどだから、結局、分波器も必要だということ。
分波器が必要なのは、1台のテレビで「地デジとBS/CSの両方の端子に挿したいとき」
よくあるのが、壁のアンテナ端子は1つだけ → テレビは1台で、裏には「地デジ」「BS/CS」のアンテナ入力端子が分かれてるってパターン。
この場合、壁からの配線には地デジとBS/CSの信号が両方混ざって入ってきてる。
でも、そのまま1本の同軸ケーブルだったらどっちか片方の端子にしか挿せないから、地デジかBS/CSかのどちらかしか映らない。
で、出番なのが分波器。
信号を「地デジ用」と「BS/CS用」にスパッと仕分けしてくれる便利アイテム。それぞれの端子に正しくつなげば、両方バッチリ映る。
つまり、テレビの裏を見て「地デジ」「BS/CS」ってアンテナ入力が分かれてたら、分波器が必要ってこと。
それから、分波器はケーブル一体型が多いので、ケーブルの長さに限りがある。テレビ裏に直で配線されるからスペースも確認が必要だ。
買う前に絶対チェック!分配器・分波器の“ハズさない選び方”
対応周波数をチェック!4K/8K時代は「3224MHz対応」が必須
古いやつだと「10〜1335MHz」対応とか書いてあるやつあるんだけど、これ、今はもうアウト。
地デジだけなら使えても、BS/CSとか4K/8Kの高い周波数帯を通せないから、一部チャンネルが映らないとかノイズまみれとか、トラブルの元。
特に4K/8Kは3224MHzまで対応してないと、そもそも映らない。
いまどき「10〜2150MHz対応」か「10〜2610MHz対応」の分配器なんて少ないけど、値段につられてそんなのを買ったなら、あとで後悔することに。
「SHマーク」がついているかチェック!4K/8K対応保証
4K/8Kって書いてあるけど本当に大丈夫?
そんなときに頼れるのがSHマーク(スーパーハイビジョン受信マーク)。
これはJEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)が認証してるマークで、「この製品、4K/8K対応してますよ」ってお墨付き。
パッケージや商品説明や本体にSHマークがあるか?チラッと確認するだけで地雷回避率UP。時代はもうコレが基準でしょ。
分配数が増えると信号は減る。ブースター要検討な場合も
分配器って2分配・3分配・4分配…って種類あるけど、これ分配数が増えるほど信号は減衰する。
2分配くらいならまだOKだけど、4分配になると電波弱くなって映りが不安定になることも。複数台でガンガン使いたい人は、最初からブースターとセット使いを想定して選ぶと失敗しにくい。
↓分配器の代わりに2分配の出力があるブースターもある
「1端子通電型」か「全端子通電型」か、天国と地獄の分かれ道
実は、BS/CSアンテナは、テレビから電気もらって動いてます。だから分配器選ぶときに「通電タイプ」も地味にチェック必須。
- 1端子通電型:特定の1台からしか電気送れない。そのテレビの電源切ってたらアウト
- 全端子通電型:どこにつないでも電源OK。マルチに使いたいならこっち一択
複数の部屋でBS/CS使いたい人、後から「なんで映らんの!?」って焦らないためにも、全端子給電にしたほうが無難。
でも、マンション集合住宅ではそもそもアンテナ給電自体が不要なので、値段が安い1端子通電型で十分だ。
ケーブル接続方式も地味にストレス。「差し込み」より「ネジ式」が安定だが
接続端子には「差し込み式」と「ネジ式(F型端子)」があるんだけど、ネジ式のほうがしっかり固定できて接触不良も起きにくい。
差し込み式だと、ちょっとテレビ動かしただけで「…あれ?映らん」ってなることも。掃除で動かす機会が多い人、抜き差しをすることがない人、心配性な人にはネジ式がおすすめ。
頻繁に部屋の家具移動、模様替えをする人は、いちいちネジ回すの面倒くさい人は差し込み式がおすすめ。
おすすめモデルまとめてチェック!失敗したくないならこれ選べばOK
ここまでのポイントをザクッと整理すると:
- 対応周波数は3224MHz対応必須。百歩譲って2610MHz対応
- SHマークを探せ
- 分配数は使用台数に応じて選ぶ
- 通電型は集合住宅以外なら全端子通電
- 接続はネジ式>差し込み式
たとえばAmazonや楽天なら、1,000〜2,000円台で条件クリアした高評価モデルが揃ってます。特にダブル分波器タイプや全端子通電型は、レビューでも人気。
「何買えばいいかもう分からん!」って人は、→マスプロ電工・DXアンテナ・日本アンテナ・ホーリックから選べばまず間違いナシ。
意外な所がボトルネックに?分配器・分波器と一緒に見直すべき終端器とケーブル
同軸ケーブルも侮るな!同軸ケーブルの種類で映りが変わる
分配器や分波器を最新のやつにしたのに、なんかBS/CSが映らない…
それ、使ってる同軸ケーブルが古すぎるのが原因かも。
まずは外装の刻印(型番)をチェックしてみて。同軸ケーブルも放送対応で規格が変わったんです。
| 同軸ケーブル型番 | 対応放送 | 信号の強さ | ノイズ耐性 | 太さ(目安) | おすすめの使い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| S-5C-FB | 地デジ / BS / CS / 4K8K | ◎(減衰が少ない) | ◎(非常に強い) | 約7.7mm | アンテナからの引き込み、長距離配線に最適 |
| S-4C-FB | 地デジ / BS / CS / 4K8K | 〇(減衰が少ない) | 〇(強い) | 約6.0mm | 室内の短距離接続(壁端子〜テレビ/レコーダー)に扱いやすい |
| 3C-2V | 地デジのみ | △(減衰が大きい) | ✕(ノイズに弱い) | 約5.4mm | 旧規格。BS/CS・4K8Kは非対応のため非推奨 |
- 迷ったら「S-5C-FB」で間違いナシ。長距離でもガッツリ安定。将来の拡張にも◎
- 室内配線だけなら「S-4C-FB」で十分。細めで取り回ししやすい
- 3C-2Vは即チェンジ推奨! BS/CSが映らない原因のド定番
- 4K/8K狙いなら「3224MHz対応」や「SHマーク」の記載があるか要確認
- ちなみに、テレビやレコーダー側の端子は75Ωが基本。ケーブル側も合わせよう
↓30cmと50cmの「S-5C-FB」
↓1mの「S-4C-FB」
我が家でも壁内配線が古い部屋は、テレビのチューナーとの相性が悪いのかBS4とBS8が映らない。レコーダーのチューナーでは映るから何とかなっているけどな。
分配器の“空き端子”、放置してない?ダミー抵抗つけないとヤバいかも
分配器買って「とりあえず1台だけ接続」って使い方、結構あると思う。で、残った使ってない出力端子をそのまま放置してませんか?
それ、映像トラブルの原因だから。
未使用の端子が空いてると、そこから電波が漏れたり、外部ノイズを拾ったり。
特に4K/8Kみたいな高周波の信号は影響受けやすいから、ノイズ・チャンネル未受信・ブロックノイズ祭りなんてことも。
そこで登場するのが「ダミー抵抗(終端器)」。
見た目はただの小さいキャップだけど、これを余った端子にねじ込むだけでノイズをシャットアウト。外来ノイズを防ぎつつ、電波の漏れもガッチリブロックしてくれる。
4K/8K環境ではマジで必須パーツ。
特に最近の4K/8K放送は「左旋偏波」っていうちょっと特殊な電波も使われてて、これがWi-Fi(2.4GHz)とか電子レンジと干渉しやすいから、未対策だと家庭内ネットや家電にも悪影響が出ることも。
使ってない端子があるなら、絶対つけておくべき。
ちゃんと映すにはどうつなぐ?接続の基本と“映らない”ときの対策まとめ!
接続の手順、ざっくり整理するとこうなる(初心者向け)
分配器や分波器を買ったはいいけど、「で、どうやってつなぐの?」ってなる人、多いはず。ここで最低限これだけ押さえておけばOKな流れを整理しておく。
なお、図解にある「ブースター」は必要がある人だけ。接続位置も配線によってはテレビ裏で分波器の前に置く場合もある。
分配器も図解では2分配になっているが、10分配なんてものも市販されている。自分の環境に合わせて読みかえてほしい。
- 壁のアンテナ端子をチェックして購入する個数を決めよう
- 「地デジ」と「BS/CS」が別々 → テレビ1台なら分波器は不要。2台以上なら「地デジ」と「BS/CS」用に分配器が2個必要。
- 1端子だけなら → テレビ1台なら分波器が1個必要。2台以上なら分配器が1個とテレビの台数分の分波器が必要。
- 繋ぐケーブルは4K/8K対応のS-5C-FB or S-4C-FBを選ぼう
- 4K/8K対応のS-5C-FB or S-4C-FBを選ぼう
- 3C-2Vみたいな古いやつはNG。映らない原因になります
- テレビ・レコーダーに接続
- 分波器から「地デジ → 地デジ端子」「BS/CS → BS/CS端子」へ
- 必要ならブースター&ダミー抵抗も準備
- 信号弱めな地域 or 4K/8K放送ならブースター必須
- 分配器の余った端子はダミー抵抗つけてノイズ防止
「映らない…」そんなときのチェックリスト
つないだのに映らない・チャンネル抜けてるってときは、慌てずこの辺をチェック!
- ケーブル、古くない?
→ 3C-2VだとBS/CSは通らない。S-4C-FB以上に替えよう - 分波器、つなぐ場所あってる?
→ 「地デジの端子にBS/CSのケーブル挿してる」とか、あるあるミス - 分配損失で電波が弱ってない?
→ テレビが複数台ならブースター併用で安定感アップ - ダミー抵抗、つけ忘れてない?
→ 未使用の出力端子から電波が入りこんでノイズの原因になります
集合住宅でBS4K/8Kが一部だけ映らない?→ 設備が古い or CSブロックの可能性
「BS4K、なんか2局だけしか映らん…?」ってケース、実はよくある。配線ミスじゃなくて、設備側に原因があることが多い。
代表的なのがコレ
- 古い設備(対応周波数が低い)
→ 1335MHzまでしか通らない機器だと、BS4Kのチャンネル一部はスルーされる - 集合住宅でCSブロックコンバーターが入ってる
→ 124/128度CSの信号を変換してる関係で、NHK BS4KやBSフジ4Kなどが映らなくなる
4Kおよび8K放送の受信に関するQ&A | Sony JP(ソニー公式)
ケーブルを替えてもどうにもならないときは、もう自分だけで抱え込まなくていい。集合住宅の設備や古い配線って、自力じゃどうにもならないこともある。
「配線は合ってるのに映らない」なら、環境そのものを疑うべきタイミング。ムダに悩まず、管理会社かプロ業者に相談してみるのが一番の近道かもしれない。