ロイテリヨーグルトは通販できる?夜泣きを防ぐ効果の根拠は?
目次
小林暁子先生がオススメするロイテリヨーグルト
便秘治療でテレビに出演している小林暁子先生がオススメするロイテリヨーグルトとはどんなヨーグルトなのでしょうか?
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ロイテリ菌って乳酸菌?
(画像:オハヨー乳業)
ロイテリ菌とは、人間から採取された乳酸菌の一種です。
オハヨー乳業のHPによると、
ロイテリ菌は、アンデス山中の自然豊かな環境で暮らすペルー人の母親の母乳から発見されました。
ロイテリ菌は、現在では一般に7人に1人しか保有していないといわれていますが、もともとはヒトの体内に赤ちゃんの頃から生息していた乳酸菌。
あなたの毎日にも寄り添える、安心の乳酸菌です。
アンデスの山中で発見された 「ヒト由来の乳酸菌」
とある研究者が、ヒト由来の乳酸菌を探し求めていた時のこと。
アンデスの山中で自然と調和しながら生活している村を訪れ、その村に暮らすペルー人の母親の母乳から発見されたロイテリ菌。
その後、日本人の女性の口腔内から分離した菌株、フィンランド人の女性の母乳から分離した菌株なども発見されています。
人間の体内に元々住んでる乳酸菌ということで、1990年代からスウェーデンにある世界最大の医科大学・研究機関「カロリンスカ大学」で研究が始まり、今でも続けられています。
たとえば、虫歯菌、歯周病菌を減少させる効果や、赤ちゃんの夜泣きを減少させる効果の研究が行われています。
ロイテリヨーグルトの効果的な食べ方
ロイテリ菌の効果を最大限に発揮する為には、いくつか注意することがあります。
オハヨー乳業の「よくある質問」コーナーを読むと以下の様なことが分かります。
- 現代人は、ファストフードのような近代的な食習慣、食物繊維の不足、発酵食品の不足などの原因で、腸内にロイテリ菌が定着しにくくなっているので、継続的に毎日摂取すること。
- ロイテリ菌の摂取に副作用は報告されていない。
- ロイテリ菌は熱に弱いので、加熱しないこと。
- ロイテリ菌を摂取した後に、マウスウォッシュなど殺菌作用のある薬品を使用しないこと。
- 口腔衛生のために、歯垢を除去することが大切。歯磨きブラッシングの後にロイテリ菌を摂取すること。
- ゆっくり口全体にいきわたるように口に含むこと。サプリのタブレットは噛まないで口で溶かして口全体に行き渡らせること。
- ラクトバチルス・ロイテリ菌は虫歯の原因にならない。
赤ちゃんの夜泣きを防ぐロイテリ菌
科学的に研究されたロイテリ菌
母乳由来のロイテリ菌(乳酸菌)を与えることで、赤ちゃんが1日に泣いている時間が1/4になったという報告があります。
母乳由来のプロバイオティクス乳酸菌L.ロイテリ菌を赤ちゃんに飲ませるだけで、
泣いている時間が50分以下になる安全・安心で赤ちゃんにやさしい方法。
引用:http://www.childhealth.jp/measures.html
赤ちゃんが夜泣きする原因が発見されました
そもそも、なぜ赤ちゃんは夜泣きをするのでしょうか。
「なぜ夜泣きをするのか?」と赤ちゃんに聞いても答えてくれません。
赤ちゃんの気持ちを知る術がないのです。
この長年の問題の答えに、欧米の小児科医が一つの可能性を発見しました。
赤ちゃんの激しい夜泣きの原因は、「赤ちゃん特有の激しい腹痛」だとする指摘です。
これは、大人が食中毒で起こす激しい腹痛に匹敵する痛みだと考えられています。
人間の腸の中には約500種500兆個の菌が共生しています。
いわゆる善玉菌や悪玉菌や日和見菌と呼ばれる腸内細菌です。
この腸内細菌のバランスが崩れると体調が悪くなり、質を整えると健康に過ごすことができます。
人の健康は腸内環境のコンディションに影響をされるのです。
そして、赤ちゃんの腸内環境は大人のそれと比べるとまだ未発達で、母乳を摂取することで腸内環境を発達させていくのです。
生れた瞬間から生後2歳ぐらいまでに大人と同じ菌の共生状態に育っていくといいます。
この過程で、健康的な腸内菌のバランスづくりがうまくいかない時に、赤ちゃんは激しい痛みを感じて泣き続けます。
この状態を「乳児疝痛」といって、大人が細菌性の食中毒になった時と似たような「疝痛」を感じ、夜も眠ることが出来ずに激しく夜泣きをするのです。
(医学用語では、「疝痛」は一般的な「おなかが痛い」という状態とは大きく異なり「立って歩くことも出来ないほどの激甚なる痛み」とされています。)
最近の小児科学会では、腸内環境の発達過程で起こる「乳児疝痛」が激しい夜泣きや長泣きの原因になっている可能性が高いと指摘されています。
夜泣きを放置すると将来のアレルギー発症率が約3〜7倍に
そういう状態なのに、「泣く子は育つ」と勘違いしてネットにあふれている科学的根拠のない方法でケアをすることは効果がなく、その後、幼児期にアレルギー発症のリスクが数倍になるなどの弊害もあるのです。
夜泣きを放置された赤ちゃんの
10歳時におけるアレルギー障害を比較したところ、
アレルギー性鼻炎は約6倍、
ぜんそくは約3.5倍、
アトピー性皮膚炎は約5倍
も発症した子どもが多いことが分かりました。
夜泣きを減らしてアレルギーのリスクを下げるには
夜泣きをしない赤ちゃんのアレルギー発症リスクが少ないことから、夜泣きの時間を減らすことがアレルギー予防に効果的だと研究の結果分かりました。
そして、母乳に含まれる乳酸菌である「ロイテリ菌」を適度に摂取すると、赤ちゃんの夜泣きの時間が74%減ったという研究結果も出されています。
つまり、「ロイテリ菌」を定期的に腸内に補充する事がアレルギーリスクを減らすということになります。
ロイテリ菌ヨーグルト食品ももちろん市販されていますが、全国的にはまだ手に入れづらい状態です。
現在、生後0日から使えるロイテリ菌のサプリメントが売られているので、こういったサプリを使用するのも一つの手ではあります。
乳児、幼児、成人、高齢者で治験、ロイテリ菌製品を通常の分量よりも多く摂取した場合でも、有害反応は報告されておりません。
引用:https://ohayo-reuteri.com/
なので、安心して赤ちゃんにも与えられます。
ロイテリ菌入りヨーグルトの効果効能は?
ビフィズス菌と共存
ロイテリ菌は、「ロイテリン」という抗菌物質を作り出し、有害なグラム陰性菌、グラム陽性菌、酵母、カビ、原生動物の発育を抑えるというはたらきがあります。
この効果は悪玉菌にだけ効果を発揮し、健康にいい影響を与える菌にはダメージを与えないばかりか、ビフィズス菌などの有益な菌と、共存することが報告されています。
つまり、善玉菌を増やし、悪玉菌を減らす、体の中の腸内環境を整える働きがあります。
そして、常に善玉菌を補給しておく必要があるので、こういったヨーグルト製品は健康の為には必要な食品です。
赤ちゃんや子供、それから介護のお年寄りも腸内環境が悪くなりやすいので、普段から食事で摂取し続ける習慣を持つ事が大切です。
虫歯菌、ピロリ菌を抑える
ロイテリ菌をお子さんにあげたくなる最大の理由が、虫歯菌を減らす効果です。
広島大学の研究では、虫歯菌を14日間で80%減少させたことが分かっています。
さらに、インド大学の研究で5種類の歯周病菌が21日間で90%減少したことも明らかになってます。
実際に歯科医院のサイトでも、錠剤の紹介がされています。
にとべ歯科クリニック:http://nitobe-dental.com/preventive2.html
研究の結果、虫歯菌や歯周病菌を減らす乳酸菌がいることが分かっています。
その乳酸菌とはラクトバチルス・ロイテリ菌と呼ばれ、広島大学の研究では、虫歯菌を14日間で80%減少させたことが分かっています。
さらに、インド大学の研究で5種類の歯周病菌が21日間で90%減少したことも明らかになってます。就寝前に1錠をゆっくりとなめながら摂取することで、夜間の歯周病菌の繁殖を1/10に抑えます。
錠剤1錠で、ヨーグルト3〜4個分の乳酸菌が腸にとどきます。そのため、虫歯菌や歯周病菌を減少させ、口臭改善の他にアトピーの改善・ピロリ菌の減少・便秘、下痢の改善・免疫力アップなど全身にも様々な効果をもたらしてくれます。
引用:http://nitobe-dental.com/preventive2.html
ロイテリヨーグルトを製造している「オハヨー」の公式通販ショップ
日常の食卓にあげるには、簡単に手に入らなければいけません。
最近、都内のスーパーで、「ロイテリヨーグルト」が並ぶ様になりました。
近くのスーパーで売っていない時はネット通販に頼らざるを得ませんが、調べたところ、ロイテリ菌のネット通販は、オハヨーのロイテリ公式ショップで購入可能でした。
生のヨーグルトで無くても、サプリメントなら全国どこでも購入できます。
サプリメントになっている乳酸菌は効果が無いかというと、そうではありません。
乳酸菌は乾燥させると仮死状態になり、サプリメントの状態の乳酸菌を体内に取り込んで再び水分を吸収すると復活し、活動を再開することが出来ます。
その証拠にビオフェルミンなどの乳酸菌の錠剤が売られていますよね。